シャクナゲ(石楠花)

シャクナゲ
誕生花 5月8日
開花時期4月~5月
旬の季節 春
花言葉「威厳」「荘厳」「危険」
「威厳」「荘厳」は、シャクナゲの美しく豪華に咲き誇る姿に由来するといわれます。
また「危険」の花言葉は、シャクナゲの葉に毒を含むことにちなみます。
その他和名 石楠花(シャクナゲ)
英名 Rhododendron, Rosebay
分布 原産地 ヒマラヤ周辺、中国、北米など
分類ツツジ科 ツツジ属
学名Rhododendron spp

和名の石楠花(シャクナゲ)の由来は諸説ありますが、漢名の石南花を呉音読みした「しゃくなんげ」が転訛して「しゃくなげ」になったともいわれます。
ただし、中国で石南花といっているのはバラ科の別種であるといわれます。

ツツジ属の種類

日本では古くから同じツツジ属に属するツツジ、サツキ、シャクナゲを区別して呼んでいます。

ツツジ(躑躅)

ツツジ属のうち、主に落葉性または半落葉性の植物の総称で、サツキもツツジの仲間です。
ツツジはサツキに比べて葉や花が大きく、4月ごろに咲きはじめます。

サツキ(皐月)

ツツジ類としては葉が固くて小さく、山奥の岩肌などに自生します。日本原産の種で古くから庭木や盆栽に用いられてきました。
ツツジの花が終わる旧暦の皐月(5月)ごろに花を咲かせることからその名がつきました。

シャクナゲ(石楠花)

常緑で葉に光沢があり、枝先にまとまって多数の花をつけます。
ピンク、白、黄色などの派手で大きな花が特徴です。

アザレア(西洋ツツジ)

19世紀に台湾などのツツジがベルギーに伝わり、園芸品種として改良され、後に日本に輸入されたものがアザレアです。
日本のツツジに比べて、花姿(八重咲きなど)や色も豊富です。

レンゲツツジ(蓮華躑躅)

日本原産のツツジ。花色は朱色やオレンジ。
北海道南部から九州まで日当たりのよい草原に多く自生します。庭木としてもよく利用されています。

ミツバツツジ(三葉躑躅)

日本原産のツツジ。花色は紫やピンク。
関東地方から東海・近畿地方に分布し、尾根や岩場、里山の雑木林などに自生します。





花図鑑 検索はこちら