ヒイラギ

ヒイラギ
誕生花 11月8日
開花時期11月~12月
旬の季節: 冬
出回り時期: 周年
花言葉「用心深さ」「先見の明」「保護」
ヒイラギの花は、同じモクセイ属のキンモクセイに似た甘い香りを放ちますが、この葉にはトゲがあり、むやみに近づいたり触ることができないことから「用心深さ」という花言葉がつきました。
「保護」の花言葉は、トゲのあるヒイラギが魔除けになるといわれていることに由来します。
その他和名: 柊(ヒイラギ)
別名: 鬼の目突き(オニノメツキ)
英名: False holly, Holly olive, Holly osmanthus
分布 原産地 東アジア
分類モクセイ科 モクセイ属
学名Osmanthus heterophyllus

和名の「ひいらぎ」は、葉の縁にあるトゲに触れると痛いことから、ヒリヒリ痛むを意味する「疼ぐ(ひひらぐ)」が語源であるといわれます。

葉にトゲのあるヒイラギは古くから魔除けとして用いられています。
鬼門除け
ヒイラギは邪鬼の侵入を防ぐといわれ、家の庭には表鬼門(北東)にヒイラギ、裏鬼門(南西)にナンテンの木を植えるとよいとされています。

柊鰯(ひいらぎいわし)
節分にヒイラギの小枝と焼いたイワシの頭を門戸に飾ると魔除けになるといわれます。
ヒイラギの葉のトゲが鬼の目を刺すので門口から鬼が入れず、またイワシを焼く臭気と煙で鬼が近寄らないとされます。

別種の「ヒイラギ」
ヒイラギはモクセイ科の植物です。ヒイラギに似たトゲのある葉を持つ植物は「ヒイラギ」の名がつけられることがあります。
例えば、クリスマスの飾りに使うセイヨウヒイラギ(モチノキ科)やヒイラギナンテン(メギ科)などがありますが、これらは別種になります。





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