クリ(観賞用三度栗)

クリ

ブナ科 クリ属

四国愛媛で誕生した由緒あるクリです。
「1年に3回花が咲き、実をつける」という伝説がある三度栗(サンドグリ)です。
※実際は夏から秋まで花が咲き続けて、連続して実が着きます。

名前の由来は、愛媛県伊予市中山町佐礼谷(サレタニ)地区の「サレタニ」を「サレヤ」と読み間違えたことから「サレヤロマン」と名づけられました。
観賞用の花栗ですので、食用には向きません。

グリーン~モスグリーンの小型(3cm程度)の栗が連なった秋らしい花材です。
生産地が一か所のみと稀少で、お値段も少々張りますが、小さいながらも存在感があり、主にアレンジメントの秋のあしらいに重宝します。
普通のクリはイガが大きく、割れてきた中の実が見えることでクリの素晴らしさを伝えますが、この品種は、イガそのものだけで小さいながら、見事な秋の季節感、まっすぐに並んだ姿は美しいです。
グリーンの実は比較的柔らかく、触ってもあまり痛くありませんが、棘がついております。

出回り時期 9~10月頃

水揚げ方法
枝に縦にハサミを入れ、割り広げるようにして吸水面を広くします。
長くお楽しみ頂きたい場合は、バラ用の切り花栄養剤が効果があります。





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