サギソウ
誕生花 | 8月13日 |
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開花時期 | |
花言葉 | 「無垢」、「清純」、「繊細」、「神秘的な愛」、「夢でもあなたを想う」、「芯の強さ」 「夢でもあなたを想う」という花言葉は、世田谷城主吉良頼康に嫁いだ常盤姫の悲劇からきているといわれています。 |
その他 | 別名 シラサギソウ |
分布 | 原産地 日本、台湾、朝鮮半島 |
分類 | ラン科 サギソウ属 |
学名 | Habenaria radiata |
日本各地で生息しているサギソウは球根性のランです。真っ白で切れ込みの入った美しい花です。近年、乱獲などで数が減少し準絶滅危惧種に指定されている貴重な花です。
常盤姫は頼康からの寵愛を受けていましたが、それに嫉妬した他の側室たちからいわれなき噂話を流され、頼康からの寵愛を失ってしまいます。身の潔白を証明するために自害しようとした常盤姫は、飼っていた白鷺の足に遺書をくくりつけ解き放ち、山奥で自害してしまいました。
飛び立った白鷺は、狩りをしていた頼康に撃ち落されたとも、力尽きて落ちて死んでしまったともいわれています。遺書を見つけた頼康は、とても後悔し、悲しんだそうです。その白鷺が落ちた場所にサギソウが咲いたことから、この花言葉がつけられたとの逸話が残っています。
その後の現代では、東京世田谷区の区花としても指定されています。