ドラセナ

ドラセナ

ドラセナは、熱帯アジアや熱帯アフリカに分布している常緑性の中低木です。
カナリア諸島では、1,000年以上の樹齢をもつドラセナが発見され、生命力が強い樹木として知られています。

葉の形や色合いが美しく、幹が柔らかくアレンジしやすいことから、個性的な樹形をした観葉植物として人気があり、温かい地域であれば地植えにしても楽しまれます。

本来は20mほどにまで生長しますが、自宅で楽しんだりプレゼントにされたりするものは0.3~1.5mほどのものが多いです。また、品種によって大きさや葉っぱの色、形や模様などが違い、雰囲気に合った種類を選べるのもドラセナを育てる楽しみの1つです。

ドラセナの名前の由来
ドラセナ(Dracena)とは、ラテンので「メスの竜」という意味です。
これは、ドラセナのいくつかの種類に真っ赤な樹液を出すことものがあることに由来します。

15世紀のカナリア諸島では、この樹液をドロップ状に固めたものが「竜血」という特産品としてアラブやインドの商人たちによって取引されていました。

その竜血を採取できる木であることから「竜血樹(ドラセナ)」という名前が付けられました。
英名のDragon treeも、この学名から生まれました。

学名・原産国・英語
学名 Dracaena
科・属名 リュウゼツラン科(キジカクシ科)・ドラセナ属(リュウケツジュ属)
英名 Dracaena
原産地 熱帯アフリカ
開花期 ※不定期
花の色 白、薄ピンク、薄オレンジ
別名 ドラゴンツリー





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